近年、顧客とくに花嫁が強いこだわりを持って希望を述べるのがブライダルにおけるカラー・コーディネートてある。
挙式前の打合せて最も強い関心と時間をかけて、挙式、披露宴の演出に没頭しているのが、花妹の色彩による自己主張である。
この風潮により10年はど前までは、はとんど白一色てあったテーブル・クロス、ナプキンも、いまやさまざまな色彩により彩られ、華やかな雰囲気を演出している。
またこの風潮は、ホテルが所有していないカラー・クロス、ナプキンなどのレンタルや販売業者を出現させ、カラー・コーディネートのカウンセラー・ビジネスの創出にまで波及している。
これまでカラー・コーディネートはサービス提供側に限定された取り扱い事項だったものが、顧客にまて高い関心を持たせるようになってきたことは、ホテルを取り巻く新しいトレンドとして受けとめなくではならない。
プライダルにおけるカラー・コーディネートは、主として次のステージで用いられる。
①主役の新郎、新婦のドレス、コサージュ、ブーケ、会場のテープル、椅子、装花などは、一貫した色彩感覚でのコーディネートされているか
②披露宴において卓上の小物に至るまて、出席者に強い印象を与える新郎新婦の総合的な色彩の演出がなされているか
③飲食のメニューにも晴れの日にふさわしいコーディネートがなされ、出席者を目で楽しませる色彩を使っているか