第5章 セールスプロモーション計画 3.目標設定のためのデータの活用 (3)イベント別の販売記録の把握

宴会・集会の売上げを安定的に確保するには、再利用の見込みが高い顧客をベースに確実に受注し、過去に利用実績はあるがしばらく途絶えている顧客や、見込みが乏しい顧客は、営業努力により取り込み積み上げていくしかない。
まず固定的に反復利用してくれる顧客のイベントを、販売実績を基に確実に取り込むことを優先的に行わなければならない。
イベントの種類、宴会内容、売上高、顧客の評価、出席者の反応、時期等を取捨選択しつつ、必要な改善を加えた提案をすればかなり確実な見込み先となる。
この作業をすることによって、売上げを安定させるだけてはなく、将来にわたってその顧客のロイヤリティを得ることにもつながる。
併せてホテル自体でディナー・ショウや冠をつけたフェアなどの計画、立案も欠かせない。

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