一般論として、価格は企業が提供する商品、サービスに対して購入者である顧客が支払うものと定義されている。
第1章2節(2)で「物財のマーケティングとサービス・マーケティングの相違」の項で物財とサービスの主な相違点を述べたが、物財に比べて無形のパフォーマンスであるサービスは料金設定が困難とされている。
ホテルの料金は、物財とサービスを総合した空間の使用権が料金の主な対象である。
一般論でいえば、価格設定はコスト、需要、競合のいずれかを重視して行うとされている。
ここでは、価格設定の一般論の概略を紹介しつつホテルの料金設定について述べていく。
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- 第6章 商品開発 5.商品の価格設定
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