第6章 商品開発 5.商品の価格設定

一般論として、価格は企業が提供する商品、サービスに対して購入者である顧客が支払うものと定義されている。
第1章2節(2)で「物財のマーケティングとサービス・マーケティングの相違」の項で物財とサービスの主な相違点を述べたが、物財に比べて無形のパフォーマンスであるサービスは料金設定が困難とされている。
ホテルの料金は、物財とサービスを総合した空間の使用権が料金の主な対象である。
一般論でいえば、価格設定はコスト、需要、競合のいずれかを重視して行うとされている。
ここでは、価格設定の一般論の概略を紹介しつつホテルの料金設定について述べていく。

関連記事

  1. 第6章 商品開発 6.売れる商品作り (3)消費者のニーズの変化

  2. 第2章 4-2 無形財(業務的サービス)の流通と「サービス」業

  3. 第2章 5-1 ホスピタリティ(hospitality)の語源

  4. 第6章 商品開発 5.商品の価格設定 (3) ホテル各部門の販売価格決…

  5. 第6章 商品開発 5.商品の価格設定 (1)一般論における価格設定

  6. 第6章 商品開発 5.商品の価格設定 (2)ホテルにおける料金設定 3…

  7. 第1章 3-3-5 「コントロール」と「フィードバック」

  8. 第4章 実践的マーケティングの展開 5.婚礼のマーケティング (2)婚…

PAGE TOP