第2章 3-3 業務的なあり方としての「サービス」

本来顧客自身がなすべき行動を、顧客に代わって仕事として行う「サービス」を指すため、業務的サービスに分類される。
一例としてこれまで家族が当然の行為として行ってた老人福祉関係の「介護サービス」などが挙げられる。
これは家族の負担の軽減や本人の物理的・精神的な安心感の提供などを目的とした仕事として成立する一種の経済的価値なのである。
当然、そこには部分的に保険でカバーされるとしても、一定の料金の支払いが必要になってくる役務的なサービスなのである。
物財のように購入すれば一定期間保有できる形のあるものとは違い、役務の終了をもって何も残らない無形財ではあるが、経済的価値を持っているのである。

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