競合する企業の価格を基準としてそれに追従したり、その価格よりも少しだけ安い価格あるいは高い価格を設定したりする方法である。
普通のケースては市場価格を基準にして価格を合わせることが多いが、低い価格設定をする時は、後発のハンデを克服して現在の市場占有率を一挙に高めようとする意図を持ち、高い価格設定する時は商品の差別化に自信があり、企業、商品について高いイメージの定着をねらう場合に用いられる。
ただし、あまりにも競争を意識しすぎると、需要やコストを無視したり、競争のための競争の循環にはまり込んだり、際限のない値引き競争が繰り返される結果、自社のみならず業界全体に著しい損害を与えることになりかねないので注意を要する。
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- 第6章 商品開発 5.商品の価格設定 (1)一般論におけ…
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