*設定料金から目標利益を逆算する
料金を設定したら、その商品やサービスにかかる原価、販売経費、運営管理費などを差し引いて、どれだけ利益が得られるかを逆算する。
もし利益が出ないようてあれば、原価、販売経費、運営管理費などを見直して、商品としての成立性を確かめる。
また前出の値頃感を損なわない範囲で料金を上げるか、成立性がなければこの商品の企画を中断する。
目標利益が示されることによって、その利益確保のためあらゆるコストに対する工夫がなされ、場合によっては慣例を破る革新的な商品開発の手法をとったりしなければならない。
一般論では「売れる商品は商品企画の段階で80%決まる」といわれているように、とくに定型的になりがちなホテルの商品企画段階での工夫、研究、努力する意欲が、後々の商品開発のプラス要因になることは明らかてある。
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