第5章 セールスプロモーション計画 7. 行動計画の効率化 1

実際に重点施策が実行されれば、いかに計画通り目標を達成するかを考え、時間管理などを厳格にして、集中した密度の濃い業務がてきるよう訓練しなければならない。
それにセールス業務は原則として、一旦セールス担当者が各テリトリーヘ出てしまえば、夕方になって帰社するまで、上司や仲間と顔を合わすことはない。
セールス担当責任者はセールス担当者個々の活動を、行動計画によって把握できる。

(1) デイリー・スケジュールのよいパターンを定着させる

セールス担当者の1日の行動の模範的パターンを示し、これを部門内に定着させることが必要である。

1.セールスの本質的な活動は、訪問先の顧客との面談に十分時間をとり、可能な限り顧客の情報収集やホテルの情報提供に費やすことに専念しなければならない。
その分私的な事柄に時間をとったりせず、往復時間も節約して時間をかけないなど、有効な時間の配分を心がけるセルフ・コントロールが必要てある。

2.訪問先とのアボイントメントは、午前9時-9時30分、または午後1時-1時30分をスタートとするよう心がける。
午前11時とか午後3時という約束や片道で1時間かかるような訪問先は効率が悪い。

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