週間訪問計画が決まれば、セールス担当者は翌日の訪問先と訪問目的を明確にしたデイリーの訪問計画表を作成する。
これによりセールス担当部門の責任者は、個々のセールス担当者の動きを細かく把握することができる。
この計画表の留意点としては、
①最重要先を中心に午前と午後に各1件ずつ計画表に組み入れる。
②重要訪問先のアボイントメントに合わせて、ルート・セールス・コール(訪問先への道順にある企業を訪問)を組み込む。
③訪問先へのルート上にある企業2-3社を予備的に準備し、計画訪問先での業務が予定より短時間で終了し、時間的余裕がある時の予備的訪問先とする。
④ セールス活動の密度が高い10時-11時および14時-15時の間は、特別重要な業務でない限り、顧客のホテルヘの来館アポイントメントは取らず12時-13時のビジネス・ランチョン(訪問顧客に昼食の接待をする)か16時30分以降の来館を促す。
⑤特別なアボイントメントによる訪問先が予定されていない時は、まずホテルから最も遠方の顧客を訪問し、順次ホテルヘの帰路にある顧客ヘルート・セールスを行う。
交通渋滞などて交通事情の悪い現状では所要交通時間を最小限になるよう工夫してルートの設定を行う必要がある。
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