前2項と重複するが、ホテルが現在販売している商品に対する顧客の評価はどうなのかを知ることも、重要なマーケティング活動のひとつである。マーケティングの結果、商品が決まり販売促進を経て販売し、マーケティング目標を達成したとしても、これらの商品が必ずしも顧客に評価されたとは限らない。
とくに新商品の場合では、販売前に相応の宣伝広告を含む販売促進活動がなされているので、よい実績を得ることが多い。
しかし、これをもって顧客に評価されたと判断するのは早計である。
顧客の評価は絶え間なく、ニーズに合っているかどうかを確認するために顧客の声を聞くことによって、必要な改善を施すシステムができる。
かかる作業の後に持続的な顧客の評価が得られるとの認識に立だねばならない。
決してホテル側の自己満足に浸ることなく、日常的な顧客満足の追求もマーケティングの一部である。
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