第1章 3-3-4-2 市場標的の設定とマーケティング・ミックス2

* マーケティング・ミックス
マーケティング活動には経営理念と事業の定義づけから市場調査を開始し、販売促進、マーケティングの評価に至るまでいろいろな要素がある。
マーケティング・ミックスとは、そのを要素ごとに単独で活用するのてはなく、市場の状況に応じてそれぞれの要素をミックスさせて使うことにより、マーケティング効果を高める手法である。
マーケティング・ミックスの構成は、E.J.マッカーシーの説が最も広く採用されている。
すなわち、製品(Product)、価格(Price)、販売促進(Promotion)、流通(Place)の4Pに分けられ、これらの4Pはさらにそれぞれの内容を具体的に表現する形で体系化されている。
これを図示すると下図のように体系化される。

上図のマーケティング・ミックスのうち流通ミックスでは、所有権の移転に関わる”商的流通”とモノの物理的移動である”物財的流通”がこれまての流通の概念であった。
しかし今日的には、情報システムの整備が加速度的に進んでいる状況から、情報をツールとする情報システムなどの整備は欠かせない要件となってきたため、流通ミックスの構成に加えられている。
結論として、マーケティング・ミックスはどのような角度から眺めて見ても、「調べる」、「作る」、「売る」、「流す」の4Pて構成されていることは明白てある。

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