第1章 3-0-0 マーケティング導入の経緯

企業経営では、メーカーにあっては物財を作り、販売会社にあっては物財を仕入れそれらを販売するという絶対的な行動がある。
これらの行動を計画通り達成するため、または達成しなくではならないため、企業はマーケティング活動に取り組むのである。
マーケティングは作ったもの、あるいは仕入れたものを、いかに売るがということを、計画的に行うための活動と思っている人は多い。
ここではっきりさせておきかことは、マーケティングとはいかに売れるものを作るか、あるいはいかに売れるものを仕入れるがを、戦略的に行う活動と明確に把握しておくことである。
売れるものを作ったり、仕入れたりするには、それなりのマーケティング活動の順序がある。
それがマーケティング経緯なのである。
この経緯を分かりやく説明してくれる著書「マーケティングのことがわかる本」 (川勝久・榎本宏共著)の一節を紹介しながら本項を進めていく。

関連記事

  1. 第6章 商品開発 8. 商品開発の新しい切り口としてのトレンドカラー・…

  2. 第1章 2-1-5 マーケティングに含まれる「サービス・マーケティング…

  3. 第4章 実践的マーケティングの展開 5.婚礼のマーケティング (1)リ…

  4. 第5章 セールスプロモーション計画 2.売上予算の策定計画 (1)全体…

  5. 第4章 実践的マーケティングの展開 3.宿泊部門のマーケティング 1.…

  6. 第4章 実践的マーケティングの展開 1.本章のねらい、2.マーケット・…

  7. 第5章 セールスプロモーション計画 4.セールス・テリトリーの編成 (…

  8. 第3章 4.マーケティング・リサーチの進め方と種類 (2)質問法、観察…

PAGE TOP